2012年09月03日  

保育士 冥利

今年の夏も「夕涼み会」や「小・中・高校生とのふれあいの会」などで地域の子ども達がたくさん来てくれました。もちろんみずきっ子のOBも元気な顔を見せてくれました。去年は挨拶してくれず寂しい思いをしたのですが、今年は皆さん、きちんと挨拶してくれましたよ。どの子も黒く日焼けし、たくましさが感じられます。何よりも嬉しいのは私たちが関わった子ども達の成長した姿が見られることです。

成長といえばみずき保育園出身の1年生と年長児との交流会もありましたが、たった5ヶ月前まではみずき保育園にいた子が先輩面して小学校のことを話す姿は顔つきも変わり随分しっかりしたように感じられ、嬉しいひと時でした。

その日の午後のことです。西日が射す事務所のカーテン越しに人影が見えるのでカーテンをめくると、大きな女児が二人。「あれ~見たことのあるような…う~ん誰だろう・・・?」「あっ!○○ちゃん?」「はい、そうです」「あれ~あなたは?ちょっと待ってね。今、思い出すから…」と見たことのある面影を辿って思い出そうとしているうちに「◎◎です」と自分から名乗りました。何と、今は中学1年生になっているみずき保育園の第1期生の子たちでした。大きくなった上に顔も大人びていましたが小さいときの面影が残っています。

残念なことに当時の担任(中藤)が早番で帰ったことを伝えるととても悔しがっていましたが、中に入ってもらい懐かしの保育室や保育士としばし交流したでしょうか、(彼女らはみずきに1年間しかいないので担任や当時の2階の保育士と朝夕の保育士しかあまり知りません)30分程して「ありがとう」と事務所に挨拶に来たので「今度中藤先生いる時おいで。中藤先生もきっと会いたがってるわ」と言うと「はい」と帰って行きました。

夏休みで暇を持て余していたのかも知れないけど、ようこそ訪ねて来てくれたな~と感心しました。この日は懐かしい子ども達に会えて、なんていい日なのだろうと思いました。

 

ところがです。翌日、早番保育士が「先生、ちょっとひまわり組来て!ホワイトボード見て!!」見に行くと、何とホワイトボードの隅っこに昨日の彼女達のメッセージがありました。とても小さな字で見落としそうな程隅っこに控えめに…

彼女らはひまわり組にしか在籍しておらず、そこが彼女らのみずき保育園における心の故郷だったのですね。

涙が出ました。担任だった中藤保育士も目を潤ませていましたし、早番保育士も鳥肌が立つほど感激したそうです。

殊の外残暑が厳しい今年の夏、バテ気味な身体に水を注がれたようでスーっとし、夏バテがすっとんでいきました。何て嬉しいメッセージでしょう。保育士冥利に尽きます。こんな子ども達の成長が楽しみだからこの仕事やっていけるのです。さあ、暑い夏を乗り越え、頑張って秋の保育に向けて始動です。