2019年03月26日  

満開の梅の下で、消火器訓練と消火栓放水訓練~実習生から教えられたこと

1.消火器訓練及び避難訓練

 金沢では桜の開花は3月30日との予報があり、春の風物詩はすぐそこまできています。

 

 長い冬が明けると真っ先に開花するのが中庭の紅梅です。この日は満開の梅の木の下で水消火器使用訓練を行いました。

  

 防災委員が模範を示した後、職員が一斉に消火器を使用しました。

 

 この後、夜間想定の避難訓練を行いました。出火により非常ベルが発報するという想定のため、特殊装置を使って熱感知器を起動させます。夜勤者だけの少ない職員で初期消火と避難誘導にあたり、宿直者は館内放送と消防署とのやり取りを行います。非常ベルと消防署への通報装置は連動しているため、感知器の発報により自動的に消防署へ火災が知らされます。

 

 発報により職員が出火場所に駆けつける最も緊迫するシーンです。避難訓練の様子をビデオに撮影して、後ほど反省点等の検証に使います。消火器による初期消火不能という想定のため、次に屋内消火栓のホース延伸に取りかかります。

 

 屋内消火栓を使用して放水を行いました。これで消えなければスプリンクラーが作動しますから、何重もの初期消火体制が整っています。しかし、最も大事なことは火を出さないことです。避難誘導が完了し無事避難訓練を終え、参加者が集まり反省会と講評を行いました。

2.北陸学院大学ソーシャルワーク実習 最終日

 日が改まり、北陸学院大学の学生様のソーシャルワーク実習の最終日。右から4人目の方です。実習期間を終え、最後に全員で記念写真を撮りました。彼女は数日後に陸前高田市へ赴き、被災された方々へのボランティア活動に携わるそうです。岡山や岩手の被災地には被災当時からずっと通っておられるそうであり、彼女の瑞々しい感性に私たちも教えられることがあります。行政や福祉施設ではできないことが、ボランティアだからこそできること、感じることもあるはずです。県外で働きたいと語っていた彼女ですが、いつか戻るときがあれば、ふるさとの輪島を守ってゆきたいとの思いが心の底にあるとのこと。輪島もかつて能登半島沖地震を経験していますから、彼女の感受性は自身の体験に基づいたものなのでしょう。芯のある若者に出会えたことに感謝したい。(施設長)