2021年01月14日  

新年会~初詣に願いを込めて

ご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。本年も第二万陽苑をよろしくお願い申し上げます。

 新型コロナ禍が収束しないまま年を越し、新年会の日も大雪に見舞われたりと、何かと気が抜けない新年を迎えました。こうした中で、ご利用者の皆様には、ほのぼのとしたお正月を味わっていただきたく新年会を催しましたので、ホームページをご覧のご家族様には、ご利用者様のお元気なご様子をご覧いただけましたら幸いです。

 今年の干支である牛は、人を運ぶ牛車から乳牛まで、古くから生活に欠かせない大切な存在でした。天神様では石造りの臥牛を撫で牛として信仰されるほど、牛は神聖で、謹厳実直な動物とされてきました。
 これほど神様から厚い信頼をうけているのに、十二支の順番でいえば牛(丑年)は二番目になるのは何故でしょうか。

 干支の順番を決めるときに、神様は生き物たちに言いました。夜が明けたときに、神社に到着した順番の早い者から、干支の順番を決めるとのこと。

 謹厳実直な牛は自分が牛歩であることをよくわかっていたので、夜が明けないうちからコツコツと歩み始め、神社の前で夜明けを待っていたのですが、夜明けになると牛の背中に乗っていたねずみが、ピョンと飛び降りて神社に駆け込んだために、ねずみが1番になったという言い伝えを聞きました。

 いまの世の中は新型コロナ禍のため、経済もなにもかもが停滞せざるを得ないのですが、今年は牛のごとく堪えて偲び、ゆっくりであっても確実に歩みを進めたいものです。(施設長)

 

 各施設からお借りした、のぼり旗や社で、にまん神社を鎮座。向かって左側に獅子頭、中央に社、右側におみくじと福袋を設置。

 

 しっかり柏手を打ってご参拝。用意したおもちゃのお札を賽銭箱に入れて、景気よく。おみくじは何が出るかお楽しみ。

 出ました中吉。大吉がいいなあ。

 

 初釜ということで上生菓子をご用意。松、竹、梅の3種類から選んでいただきます。

 施設長、副施設長のご挨拶と司会者。

 笑顔の皆様に感謝申し上げます。