2021年03月19日  

3月お誕生会~第二万陽苑

ご挨拶

  
 24節季のうえでは啓蟄が過ぎました。啓蟄は、雪が解けて虫が穴から這い出てくるということで、春の訪れという意味です。
 少しずつ温かくなり、うきうきする季節の訪れと共に、新型コロナのワクチン接種が待ち遠しいのですが、もう少しの間ですので、ご利用者様には外出等の自粛をお願い申し上げます。

 さて、3月生まれの方は15名と、多くの方がお誕生日を迎えられ、大変に喜ばしく、第二万陽苑にとっても光栄なことであります。お元気な笑顔で、お誕生日を迎えられましたことをお祝い申し上げます。
 3月の誕生花はフリージアとかガーベラで、旅たちの花として贈り物に使われるようです。もう一つの誕生花は勿忘草(忘れなぐさ)。
 忘れなぐさは8ミリ程度の小さな花で、どことなく可憐でロマンチックな雰囲気が魅力です。花言葉は、「私を忘れないで」。1人の騎士が恋人へ残した最後の言葉が由来といわれています。
 約47年前になりますが、山口百恵さん主演「赤い疑惑」というテレビドラマの最終回。白血病のため余命少ない少女役の百恵さんが、恋人役の三浦友和さんと最後の旅に出ます。池に浮かべたボートの上で、百恵さんが「忘れなぐさをあなたに」を歌いながら、友和さんの腕の中で絶命するシーンを思い出しました。

 「いつの世も 別れる人と 会う人の 定めは常に あるものを・・・」
 「・・・幸せ祈る 言葉にかえて 忘れなぐさを あなたに」

石や花の言葉に従えば、3月生まれの皆さんはロマンチックな方が多いのではないでしょうか。

 

 拙い文章で綴った新着情報ではありましたが、長い間ご覧いただきました皆様、誠にありがとうございました。(能本施設長)