2019年11月11日  

石川県社会福祉施設利用者余技展と金沢21世紀美術館を見学

 石川県社会福祉施設利用者余技展に作品を出展されたご利用者様が、作品鑑賞に訪れました。

 

 県内90施設以上が出展する利用者余技展には、工夫を凝らした力作が毎年出そろうので、見ごたえがあります。石川県社会福祉施設協議会会長賞は、キラッと篤寿苑さんのご利用者様が共同制作されたキルトパッチワークであり、ドーナツを囲んで団らんするねずみたちが、生き生きと表現され、賑やかに歓談する様子が伝わってきました。

 

 石川県知事賞は、精巧に作られた反物店のジオラマと飾り袋です。第二長寿園さんの84歳のご利用者がお一人で制作された見事な作品です。

 

 第二万陽苑のご利用者様が共同制作した作品は、枝ぶりの良い流木を探してきて、それに折り紙の鶴を貼り付けたもので、新緑から紅葉を表現しています。左下のプレートには制作過程を写真で紹介しています。

 

 この後、金沢21世紀美術館を散策。お客様が座っているベンチをよく見ると、愛らしい作品がちょこんと座っていました。

 

 職員が指さす先には美術館の外にあるステンレス製の作品「球のオブジェまる」が。作品の前では、外国人の方や浴衣を着た方が自撮りしておりました。作品の意図もここで自撮りしたら面白いというのがコンセプトのようです。

 

 フュージョン21で休憩。お店のスタッフが胸に付けているキルト製のバッジも、美術館の売店で販売されていたものだそうです。さつまいもチップス、大学芋、ごまアイスなどが入った「金沢ぱふぇ」をご利用者様は完食されました。

 

 抹茶タルト、イチゴのショートケーキの他、アイスティーなどもご注文されていました。

 

 モンブランを完食されて笑顔になられました。ご利用者様の笑顔が私たちの喜びでもあり、こちらこそ楽しいひと時に感謝申し上げます。(施設長)