
竹の葉さ~らさら~♪
短い梅雨が明けたある日・・・
まだどことなく湿った空気の残る、でも肌を刺すような日差しの中・・・
よく見ると、右手には小型ノコギリ・・・
勢いよく伸びる雑草に膝まで埋もれながら・・・筍山の入り口へ・・・
ちょうど良さげな、まだ若い青々とした竹・・・
これ以上太いと、切れないし、何より重い。
そういえば・・・?
『笹の葉~さ~らさら~♪』・・・笹・・・
竹とは違う。え?竹で良いの?!
パンダが食べるのが笹。人間が食べれるのは筍・・・なんて・・
そんな疑問をよそに、『これ切るよ?』と目で訴えるS氏。
成長すると、筍の皮が落ちるのが竹。
残って茎を包むのが笹。
『倒れるぞ~』と周囲に警告・・・誰もいませんが・・・
もちろん、葉の大きさも違う…そういえば・・・
枝の数も違うとか・・・
茎の節目から出る枝の本数が、
竹は2本、笹は5本らしい・・・。
建物の中に入れるには、まだ大きいので、バッサリと思い切って切ります。
まあ、どちらでも良いらしい。笹でも、竹でも・・・。
風になびいた時の独特の葉の音が、神が宿る依代と考えられ、神事に用いられてきたとか・・・。
『丈夫で不思議な力を持つ』とされているからだそう。
1階と2階にそれぞれ設置完了!!
後は、飾るだけ・・・。
現場監督も入り・・・(笑
『五色の短冊~♪』・・・5色・・・?
陰陽五行説に由来するとか・・・。
願い事の内容によって、書く短冊の色を決めれば、
より叶いやすいそう・・・
赤色(火):相手に尽くすこと
白色(金):ルールを守ること
青色(木):他者を思いやること
黄色(土):約束を守ること
黒・紫色(水):優れた知識・知恵を持つこと
とグーグル先生は教えてくれました。
皆の願いが叶いますように・・・。
昨年の『白馬の王子様』は現れたのでしょうか・・・。
食欲の抑制を神頼みしていた職員も・・・
今年は、願い事ではなく・・・・いえ、これ以上は何も言いますまい・・・。
竹も笹も、
地下茎が水を吸い上げているので、切り離されると吸い上げる力はなく・・・
本番を迎える頃には、乾燥により葉が丸まってしまいます・・・。
何よりも、行事を楽しむこと、願いを叶えたければ、それに向かって努力をすることが、願いが叶う秘訣なのかもしれませんね♡
to be continued