2023年02月09日  

THE 節分 其ノ壱

節分…毎年この時期に、メディアによって「節分は年に4回ありますよ」と特集されているけれど、次の日にはほとんどの人がその特集内容を忘れてしまうものです。私も覚えていません。

現代人にとっては、豆まきを行ったり、恵方巻を食べる2月3日の節分だけ特に印象強いですかね。(あくまでも筆者個人の私見です。年4回全て意識していますよという方がいたら、誠に申し訳ありません💦)

まぁ、恵方巻も元々関西地方で行われていた習慣でしたけど、多分20年くらい前に全国メディアで取り上げられて以降、年を追うごとに知名度が上がって現在に至ったなぁと記憶してますけどもね。(くどいようですが、あくまでも筆者個人の勝手な私見です)

 

前置きが長くなりましたが、節分行事をあけぼの作業所でも行いました。

多目的室に集まった利用者の皆さんに、上記に書いてあることに加え、豆まきの基となった「追儺(ついな)」という儀式がかつて宮中で行われていたことなんかを説明するわけですよ。

皆さんから「へぇ~。」「そうなんや。」とかなり薄めの反応をいただいたところで、仰々しい音楽と共にいよいよ主役(?)の鬼さんが登場の時間です。

 

エンターテイナーな鬼さんたちは、もったいつけてなかなか多目的室にやってきません。しばし音楽だけが流れていきます。

「なになに?」、「プロレスでも始まるの?」、「鬼は来ないの?」、「おなか空いたわ。」この間、皆さんどよめいています。

……ハイ。この時点で、私が説明した話のことは誰も覚えていないのでした。そう、誰も…。

 

 

 

 

 

次回に続く→